熊本とミャンマーの不思議なめぐり合わせ【dacco. Pop-Up in Kumamoto】
ミャンマーのハンドメイド雑貨が南阿蘇村に集結
DACCOの店内にはミャンマーからやってきたかわいいハンドメイド雑貨がずらり。
どんな商品を持ってきてくださったのか、dacco.の和田さんに聞いてみました。
▶︎dacco. 和田さん
パンと相性が良さそうなものや五感で味わってもらえるものを持って行きました。バターナイフなどのカトラリーもいくつかいれていますし、テーブルを彩ることができそうなものや、ちょっとした手提げなどもあります。阿蘇の暮らしの中でパンを買いに来られる方に使ってもらえそうな、贈り物というよりはご自身で気に入って使ってもらえそうなものを選んでいます。
①ミャンマーの職人さんが作るハンドメイド雑貨
●カゴバック
一番の人気がこちらのプラスチックかごとのこと。ミャンマーの東部、シャン州の職人さんがひとつひとつ手作りで作ったプラスチック製のカゴバックです。
軽く、洗うこともできるため、普段使いに適しています。また鮮やかな色使いも特徴的です。
丁寧にものづくりに取り組んでいる職人さん家族。笑顔がとても素敵です。
dacco.さんの商品を通して、遠く離れたミャンマーの職人さんたちの心が熊本にも届きます。
●カトラリー
「食パンには何味のジャムを塗ろうかな〜」
パンを買った後、そんなことに思いを馳せながらカトラリーを選ぶと食欲もワクワクも二倍増し。
dacco.のカトラリーは一つ一つ手作りのウッドクラフトで、手触り舌触りともにすべすべで滑らか。私も愛用しています。
かわいい見た目もさることながら、軽く丈夫で実用性も抜群。特にアイスクリームスプーンは細い持ち手が手にフィットしてとっても使いやすいんです。
「赤ちゃんも安心して使えるものを」というdacco.のコンセプトの元、ベビー用のカトラリーも取り揃えてあります。
●ピアス・イヤリング
女性におすすめなのがこちらのタティングレースのピアスとイヤリング。
ミャンマーでは、植民地時代にイギリスからタティング編みが伝わり、母から娘へと現在まで伝承されてきたそうです。
繊細に編まれたレースの模様と、鮮やかな色使いが素敵です。レースで作られているので、ふんわり羽のように軽いつけ心地。
ここでしか手に入らない上品で華やかなイヤリング・ピアスです。
その他にもミャンマーから素敵な雑貨・工芸品がずらり。
チン族の織物で作られたカメラストラップは私も愛用中です。
Pop-Upでも、どの州で作られたものなのか分かりやすいように各商品に説明が付してあります。
さらに店内にはミャンマー国内の地図と、主要なdacco.さんの商品のルーツを記したポスターが貼ってありますので、お買い物の際に参考にされてはいかがでしょうか。自分が手に取った商品がいったいどんなところからやってきたのか、ぜひ思いを馳せてみてください。
すべて現品限りで追加補充ができないため、気になる商品がある方はお早めにどうぞ!
②ミャンマーの特産品を使ったパンとカフェメニュー
ミャンマーの食材を使った期間限定のカフェメニューも販売されています。
●ミャンマーのカシューナッツとチョコレートバトン
お伺いした際には「ミャンマーのカシューナッツとチョコレートバトン」が販売されていました。
カシューナッツの名産地でもあるミャンマー。
もちもちしたバトン状のパンの中に、たっぷりのカシューナッツとチョコレートが入っていました。
食べる前に温めていただきました。あたたかいチョコレートとカシューナッツの組み合わせが抜群です。
●ミャンマーごまサブレ
ミャンマーは実はごまの生産量が世界第2位なんだそうです!(2017年 出典・参照:FAO(Food and Agriculture Organization))
私たちが普段食べているごまも、よく見てみたらミャンマー産だったりするかもしれません。
こちらはミャンマー産のごまとミャンマーのパームシュガー(ヤシ糖)をたっぷり使ったごまサブレです。
ぎっしりゴマが入っていてヘルシーなクッキーです。
期間限定品なのでこちらもお早めに!
●ミャンマーマンゴーフラッペ
広いカフェスペースではドリンクもいただけます。
こちらは、香料や保存料が入っていない高品質なミャンマーのマンゴーピューレを使ったミャンマーマンゴーフラッペ
マンゴーといえば隣国タイが有名ですが、ミャンマーのマンゴーも、まろやかでしっかりとした甘みがあります。筆者がミャンマーに行った時には、そのまま100%のフレッシュジュースにして飲んでいました。
日本でも、ここまでマンゴーたっぷりのジュースを飲めるのは珍しいのではないでしょうか。
鮮やかな黄色が夏の熱気を吹き飛ばすのにうってつけ。パンと一緒にいただきました。
●ミャンマーミルクティー
こちらもミャンマーからはるばるやってきたミルクティー。実はミャンマーにはミルクティー文化が根付いています。
ミャンマー語ではミルクティーのことを「ラペイエ」といい、ミルクティーをいただける地元の喫茶店を「ラペイエ・サイン」と言います。
ラペイエ・サインは男性の社交場になっているらしく、ミャンマーの男性がラペイエ片手に何時間もおしゃべりしている光景を何度も目にしました。
そんなラペイエがDACCOでもいただけるんです!間違いなく熊本で唯一のラペイエ・サインですね!
かわいい陶器にいれていただきました。お味は普通日本でいただくミルクティーよりも甘くて香ばしい味わい。
ぜひお買い物のあとは、ミャンマーの食材を使ったパンやドリンクでホッと一息ついてみてはいかがでしょうか。
さいごに
最後にdacco.の和田さんよりメッセージをいただきました。
ミャンマーは民主化されて間もないですが、それ以前から素敵な織物や工芸品、思いやり溢れる人々、美味しい食べ物などがあり、魅力あふれる国でした。今回のポップアップショップで、色んな雑貨を見たり、マンゴーを味わったりすることで、少しでも多くの方にミャンマーのことを知ってもらいたいです。そしてちょっとミャンマーに行ってみようかな、と思ってくれる人が増えるとよいな、と思っています。
今回の【dacco. Pop-Up in Kumamoto】は9月27日(金)までの限定開催です。
DACCOさんの営業日は平日火曜〜金曜日。11時〜17時半の間での開催となっていますので、
お出かけの際には曜日や時間をよく確認してくださいね。
住所▶︎熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1895-1
営業日▶︎火曜日〜金曜日
営業時間▶︎11:00〜17:30
公式FB▶︎https://www.facebook.com/Dacco373/
DACCO原園さんへのインタビュー記事も合わせてお読みください。
DACCOでのんびりしたあとは、近くの白川水源へのお出かけもおすすめです。
また、ミャンマーへのお出かけの予定がある方は、ぜひ現地のdacco.さんにも足を運んでみてください。
住所▶︎Main Shop (Parami Road)
Room 5, No.12 Parami Road, 10 Quarter, Mayangone Township, Yangon, Myanmar (near Hotel Parami)
公式HP▶︎https://www.dacco-myanmar.com/
公式FB▶︎https://www.facebook.com/dacco.myanmar/
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