【まるきん】昔ながらのたい焼き屋が復活。天草愛と笑顔あふれるたい焼きカフェ

地元の人の思い出がつまった「まるきん」

小さい頃通った思い出の商店街、駄菓子屋、ゲームセンター…　誰にでもある思い出の場所、懐かしの場所。

天草市本渡に暮らしていた人たちにとって、天草の商店街(通称：銀天)の「まるきん製菓」はそんな思い出の場所のひとつ。大切な憩いの場所でした。

この商店街は本渡南小学校や旧本渡中学校への通学路にもなっており、筆者もよく商店街で友達と遊んだ帰りに「まるきん」でたい焼きやたこ焼きを食べて帰った思い出が。

そんなみんなの思い出の場所「まるきん製菓」は店主の金子さんがご高齢となり、2017年5月に惜しまれながら閉店となってしまいました。

天草の商店街からまた一つ思い出の場所が失われてしまう…そんな危機に立ち上がったのが脚本家の小山薫堂氏。

小山さんは実は本渡南小学校、旧本渡中学校の出身で、まさしく青春時代に「まるきん」で時を過ごした子供達のうちの一人だったのです。

小山さんの友人である高松聖司さんと「赤い月珈琲」の吉永さんなどなど、多くの方が「まるきんユナイテッド」として力を合わせ、2017年12月についに復活。

お店の内装も商品もパワーアップして帰ってきました。

新しく店主となった高松さんも笑顔で出迎えてくれました^^！

元の勤め先を退職し、「たい焼き屋さん」一本で行くことを決意した高松さん。

奥様と二人三脚で、天草の人たちに笑顔と思い出の場所を提供してくれています。

現在では「まるきん」は、島外からも多くの人が集まる天草の人気スポットに生まれ変わりました。

店内もとってもオシャレにリニューアル！

2017年12月のリニューアルにより、お店の内装もオシャレに！

ゆとりのあるカフェスペース。

インテリアや照明などひとつひとつこだわって選んであります。

若い人に好んで利用してもらえるような空間ですね。

もちろんご高齢の方が憩いの場として利用されることも多いようです。

こちらは天草の「本屋と活版印刷所」の活版印刷技術で作られたポスター。

他にも天草のグッズやBEAMS×まるきんのコラボグッズなどがたくさん！天草愛あふれる店内になっていました。

モダンとレトロの融合、自動たい焼き機は必見！

店内に足を踏み入れると、カチャン、カチャンという心地よい音が響きます。

何の音！？

見ると、たい焼き機がズラリ。以前のまるきんでもこの自動たい焼き機が使われていました。

地元の人にはなつかしの自動たい焼き機なんです。

さらに、まるきんの丸いたい焼きもそのまま健在。

この形じゃないと「まるきんのたい焼き！」という感じがしません！

生地を流し込むと自動でたい焼き機が横に回転し、しばらくするとまたカチャン！と音を立てて閉まります。

さらに普通のたい焼きの型に混ざって、くまモンの型も！

いったいどんな風に焼きあがるのでしょうか。楽しみです！

こだわりのたい焼きを紹介

たい焼きをいただく前に、まずはメニューをご紹介。
まるきんのメニューにはセットメニューが豊富なんです！

まんまるたい焼きは食べてビックリ

まるきんのたい焼きは「丸い」のが美味しさの秘訣なんです。

また、一口食べてみてビックリ！中身はあんことクリームがたっぷり！
実はまるきんの新しいたいやきはあんことクリームの二層になっているんです。

また、クリームには天草の茶葉が混ぜ込んであり、やさしいお茶の香りが口いっぱいに広がります。

見た目もかわいいくまモン鯛焼き

さらにまるきんにはもう一つの名物、「くまモンたい焼き」が！

どうしてこんな素敵なコラボレーションが実現したかと言うと、
まるきん復活の立役者、小山薫堂氏がくまモンの生みの親だからなんです。

かわいい耳がひょっこり

くまモーン！！！

くまモンの鯛焼きの中身はクリームたっぷり。こちらも天草産の茶葉を混ぜ込んであります。
こんなに美味しい鯛焼きが120円で食べられるなんて！！

もう一度、子供の頃に戻りたいという気持ちに駆られました…

豊富なカフェメニュー

大人のアフタヌーンティータイムにも嬉しいカフェメニューも用意されています。
どれも500円！ワンコインなのでお財布にも優しいです。

●まるきんセット
(たい焼き・くまもんのたい焼き・アイス・ドリンク)

●たこ焼きセット
(たこ焼き(ソース4個・マヨ塩4個)・ドリンク)

●和のセット
(たい焼き・抹茶白玉アイス・お茶)

アクセス

地元の人に愛されるたい焼きカフェ「まるきん」
みなさんも天草にお越しの際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

最近ではイベントへの出店や、新商品の開発など、様々なことにチャレンジされているようですよ！
今後も「まるきんユナイテッド」の活動に期待です。