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【熊本】夏目漱石ゆかりの地|『草枕』の舞台となった草枕温泉てんすいに行ってきました

熊本ゆかりの文豪、夏目漱石の名作『草枕』は、実は熊本が舞台になっていることをご存知ですか?

山路を登りながら、こう考えた。

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

夏目漱石『草枕』

このような一説で始まる『草枕』。漱石の漢文の素養を感じさせる、ピリリとしまった文体が深く染み入ります。
夏目漱石は1896年に、第五高等学校(現在の熊本大学)に赴任し約4年間、学生たちに英語を教えていました。

『草枕』は1906年に発表された小説ではありますが、熊本にいた1897年頃に熊本の小天(おあま)温泉に行った時の経験に基づいて書かれています。
小天温泉は、今は熊本県玉名市天水町にあたり、夏目漱石ゆかりの地ということで、現在では「草枕温泉てんすい」が建てられています。

地元の人に愛される温泉で、朝の開館時間前から、入浴待ちのお年寄りの方が並んでいました。
今回は、この「草枕温泉てんすい」を紹介します。

風光明媚な土地にある落ち着いた温泉

「草枕温泉てんすい」は有明海を一望することのできる小高い山の上にあります。
周辺には『草枕』の小説にまつわる史跡が数多くあり、『草枕』の聖地巡りの拠点として立ち寄ったり、足を休めたりするのに絶好の温泉なのです。

店内には夏目漱石グッズがたくさん

「草枕温泉てんすい」には、入り口入ってすぐのところに売店があります。とても広い売店で、地元の農産品をとても安い価格で購入することもできるので、地元の人が多く立ち寄ります。

また観光客向けにも、夏目漱石をモデルにしたグッズや、玉名の偉人・金栗四三をモデルにしたグッズなどを多数取り扱っています。なかなか他では見られないような珍しいグッズばかり。

草枕の冒頭の一節が入ったタオルもあります!一個あたりの価格がリーズナブルで、ちょっとした贈り物にも向いています。


さらに、夏目漱石の世界観に浸りたい方におすすめなのが、こちらの原稿用紙。夏目漱石が使っていたという方眼紙を再現したものです。万年筆などで文字をしたためれば、文豪気分が味わえます!

有明海を一望できる展望台も

「草枕温泉てんすい」には有明海を一望できる天文台があり、一見の価値ありです。

階段は螺旋階段になっていて全部で50段。ぐるぐる回りながら登るのでだんだん目が回ってきますが、10段ごとに励ましのカードが貼ってあるので、頑張って登ります。

頂上はこんな感じ!

奥まで行くと眼前に有明海が広がります。のどかな田園風景の奥に広がる水平線。晴れている日は、有明海を挟んで遠くに天草や雲仙普賢岳を見ることができます。

ここまで登ったらまた50段の階段下り… 足がプルプルしてきたところでお風呂に入りましょう!

絶景を楽しみながら100%天然温泉でのんびり

男湯には夏目漱石の、女湯には『草枕』のヒロイン那美風の女性の暖簾がかかっています。入湯料は以下の通りです。

入浴料金(当日料金)
大人 小人(中学生以下) 乳児(3歳以下)
500円 200円 無料

12枚綴りや6枚綴りのお得な回数券も販売されています。

お風呂には、シャンプー・リンスが備え付け。またドライヤーや給水機の利用もできます。

お風呂は大浴場と、露天風呂、そして『草枕』に出てくる温泉さながらの「草枕の湯」そしてサウナがあります。
みかんのシーズンには天水特産のみかんがお風呂に浮かべられ「みかん風呂」を楽しむことができます。

てんすいの見所はなんといっても露天風呂!先ほど展望台から見渡した景色を露天風呂からも見ることができます。女性風呂からも男性風呂からも一面に有明海の絶景を見渡すことができますよ〜!

お風呂あがりは休憩所やレストランでくつろいで

お風呂あがりには休憩所や併設のレストランなどもあるので、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

ひろーい庭もあるので、売店で買ったソフトクリームを食べながら庭で涼むのも一興です。

また周辺には夏目漱石ゆかりの地がたくさんありますので、この「草枕温泉てんすい」を拠点に周辺地域を回ってみてはいかがでしょうか。

『草枕』の舞台となった「前田家別邸」に関しては近日レポート記事を公開予定です。また中央区には夏目漱石の旧居や、「我輩通り」などゆかりの地がたくさんありますので、そちらも合わせてお届けして参ります。

アクセス・詳細

バスでのアクセス

熊本市内からバスに乗って「草枕温泉てんすい」に来ることも可能です。時刻表は写真の通りです。

ACCESS(平日の場合)
●往路:交通センターから玉名駅行きのバスに乗り「草枕温泉」バス停で、10時28分下車。
●復路:「草枕温泉」バス停から交通センター行きのバスに、15時28分乗車。

このバスを逃すと後はありません。このプランが厳しい場合には車での移動をオススメします。

草枕温泉てんすい


住所▶︎〒861-5401 熊本県玉名市天水町小天511−1

営業時間▶︎10:00〜21:00
店休日▶︎不定休
TEL▶︎0968-82-4500

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