熊本→東京の格安旅行ならジェットスター!メリット・デメリットを徹底リポート

熊本→東京の移動手段

みなさんは熊本から東京に行く場合、どんな交通機関を利用しますか?

就活中で熊本と東京を月3で移動する私は断然飛行機です…!料金と時間で比較してみると結局飛行機になってしまいます。

よくある熊本→東京の移動手段

飛行機(ANA/JAL)
片道 約1時間半
料金 約2万5千円〜3万円

新幹線
片道 約5時間半〜6時間
料金 約2万5千円〜2万7千円

夜行バス
(熊本→大阪→東京と熊本→福岡→東京ルートがあります)
片道 ほぼ丸1日
料金 約1万円〜2万円

比較してみるとこんな感じ。夜行バスはしんどいから却下(人生に一度くらいは乗ってみたい)だし、新幹線と飛行機が同じ値段なら、時間の短い飛行機でってなりませんか?

じゃあ飛行機のチケット買うか…と思っているそこのアナタ!あとちょっと考えてみてください。

熊本・東京間には格安航空会社(LCC)のジェットスターが就航しているのをご存知ですか?ジェットスターを使えば、閑散期は往復1万円程度で東京に行けてしまうんです!

でもLCCって乗ったことないけど安全面は大丈夫なの?という方のために、ジェットスターのメリットとデメリットをまとめてみました

ジェットスター、LCCとは

LCCとはLow Cost Career(ロー・コスト・キャリア)のことで航空券が格安で購入できる航空会社のことを指します。既存のレガシーキャリアと呼ばれるANAやJALなどの航空会社に比べてびっくりするほどお安い価格が特徴です。

LCCが日本で初めて就航したのは、1998年9月 – スカイマーク、羽田-福岡間でした。
ジェットスター・ジャパンは2012年7月に、 JAL、オーストラリア・カンタスグループ、三菱商事の共同で設立されています。(Wikipedia「格安航空会社」より)

実はジェットスターの本社はオーストラリアにあり、クレジットカードで航空券を購入すると、海外(オーストラリア)で買い物した扱いになります。前もって知っておくとびっくりしないので安心です。

ジェットスターをはじめとする格安航空会社がなぜ安いのかというと、レガシーキャリアと比べていろんな側面でコスト削減を実現しているという点があります。

たとえば、使用する機体を一種に限っていたり、フライト中のドリンク等の無料サービスを行っていなかったり、預かり荷物に制限があったりなどなど、利用していてもレガシーキャリアとの違いをよく感じることがあります。

お客さんに自分に必要なサービスをその都度買ってもらうことによって、驚きの安さを実現しているわけですね。

ジェットスター利用のメリット

それではジェットスターを利用した場合のメリットについて見ていきましょう。

メリット1 閑散期はとにかく安い!

とにかく安いんです!ためしに4月の熊本→東京(成田空港)への飛行機を見てみましょう。

熊本から成田の飛行機

4月の片道フライト料金

こんな感じです。東京→成田間の最安値は5990円。4月の閑散期ならまだまだ5990円で乗れるようです!!ちょっと高い日でも1万円程度なので、ANAやJALなどに比べても大いにコストカットできます。

その後購入画面に進むと、機内預け手荷物や座席選択など、いろんな場面で追加料金を要求してきますが、全て「利用しない」を選択していくと、追加課金も必要ありません。表示料金は5990円ですが、ここに諸税やクレジットカード手数料などがかかり、最終的には7000円弱になるイメージです。表示料金の+1500円前後だと思って購入すると良いでしょう。

ただし繁忙期や搭乗前日には料金が2万円弱になることもあります。その場合は他のキャリアとしっかり比較してみて、購入されることをオススメします。

メリット2 熊本空港からなら他のレガシーキャリアと同じ乗り場から搭乗可能

多くの飛行場では、レガシーキャリア(ANA・ JAL)などとLCCの乗り場は分かれていることが多く、LCCの乗り場に行くまでに時間がかかってしまうことが多いです。

しかしあそ熊本空港は熊本空港から就航している国内線の全キャリアがひとつの建物に集まっていますので、楽々でLCCに登場することができあます。手荷物検査場も全キャリア統一でメインエレベーターを上がってすぐのところにあります。

ジェットスター利用のデメリット

ここまでジェットスター利用のメリットをあげてきましたが、もちろんデメリットもあります。ここでは実際にジェットスターを利用してみて感じたデメリットを紹介していきます。

デメリット1 機内でのサービスはほぼ受けられない

ジェットスターでの機内サービスはほぼ無いと思った方が良いです。機内の飲食サービスは全て有料で提供されています。また、有料の飲食サービスも普通のソフトドリンクやお菓子の他、カップ麺などラインナップはちょっと残念な感じがします。有料オプションセットの「ちゃっかりPlus」や「しっかりMax」をあらかじめつけておくと、フライト特典のバウチャーがついてきて好きな食べ物を500円分購入することができますが、正直どれもいらないなあ…と思ってしまうことも

デメリット2 成田空港に着いてからが大変

思い出してください。成田空港って実は千葉県にあるんですよ。関東圏であり東京へのアクセスがしっかりしているのは間違いないんですが、成田空港から東京23区に行くまで結構時間がかかります。

普通の電車(有料特急をのぞく)を利用した場合、成田→東京駅は約1時間半、羽田→東京駅は約45分かかります。成田空港から予約したホテルまでの交通機関はしっかり確認していきましょう。東京駅などの主要駅なら成田空港から直接いけるバスなどもあるので、むしろお手軽に行ける場合もあります。

ただし、到着は成田空港第3ターミナルになります。電車は第2・第1ターミナルからしか出ていないので、飛行機から降りた後も少し歩くことになります。

デメリット3 欠航や遅延が多く、欠航時のフォローも手薄

これが最大のデメリットだと思います。ジェットスターの熊本・成田間は全て1機で就航しているため、日に約8往復する便のうち、1便でも遅れが出ればその後の全ての便に遅れが出ます。私の感覚だと月に3往復、計6便の飛行機に乗った場合、半分の3便は遅延があるイメージです。

また、天候不良や機体トラブルがあった場合、欠航の可能性があります。実際、多少の雪でも欠航してしまうことがあります。気候の安定しない季節は少し注意した方が良いでしょう。

欠航になった場合は、他の便に振り返るか払い戻しを選択することができます。払い戻しの場合はジェットスターで次回以降使えるフライトバウチャー、または使用したクレジットカードへの払い戻しどちらかを選びます。バウチャーの方は有効期限があるので、あまりオススメできません。また欠航時の対応が少し手薄に感じることも。

私はこれまで約20回ほどジェットスターを利用してきた中で、一度だけ欠航がありました。その時は、登場予定時刻の1時間前に阿蘇くまもと空港に到着し、これからチェックインというところで突然使用機体欠航のアナウンスがあり、大混乱。欠航をもう少し早く教えてくれたらいくらでも動きようはあるのですが、直前だったので大変でした。

しかもジェットスターは他キャリアや交通機関への振替は行ってくれず、他社を利用する場合、自分で振替便を探さなくてはなりません。阿蘇くまもと空港は、JALやANA、そしてソラシドエアなどの窓口が近くにあるのが救いです。少しの雪や機体トラブルで欠航してしまう可能性があるので、そうしたリスクが心配な場合はあまりオススメできません。

ただ、私が欠航に見舞われたのは、ここ3年で約20回ほどジェットスターを利用した中で一度だけでした。私の運が良かっただけかもしれませんが…。普通に天気の良く、繁忙期ではない時にはほぼ他キャリアと同様に飛ぶと思って大丈夫だと思います。

阿蘇くまもと空港から成田空港へ行ってみた

長くなってしまったので次の記事でまとめてみたいと思います。
→Coming Soon!

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